楽しく想像する夢のマイホーム

こんなことで悩んでいませんか?

  • マイホームに興味がある!
  • マイホームがほしい!
  • 何から始めればいい?

そのためには、

  • 知る
  • 見る
  • 想像する

ことから始めると良いでしょう。

私は空間づくりに携わって10年目、いろいろな条件下でのプランづくりやインテリアの提案を行なってきました。

その中で実感するのは、空間づくりには想像することへの慣れが重要ということ。

この記事を読むことで想像力をアップさせ、マイホーム構想についてより具体的なステップに進むことができます。

ぜひ参考にしてください!

マイホームがほしい!と思ったら

マイホームがほしい!と思ったら、次の3ステップで楽しく想像してみましょう。

STEP1:建物や住宅について知る
STEP2:理想のマイホームの条件を考える
STEP3:間取りを見ながら暮らしをシミュレーションする

順番に解説していきます。

STEP1:建物や住宅について知る

家は資産か?負債か?

『賃貸住宅だと家賃は消えていくだけで何も残らないけど、マイホームなら家が資産として残る!』

よくある決まり文句ですね。

資産』とは一般的には家や土地、お金などのことを指しますが、本来は企業のお金の流れを記録する簿記上の項目のことで、お金をもたらす価値のあるものを指します。

年々価値が高まる家もありますが、すべての家がそうというわけではありません。

価値が下がってしまう家は負債になります。だから家は資産!…とは限りません

建物はその部分によって寿命が違う

建物の寿命は部分によってそれぞれ違います。

柱や梁などの構造:約30〜90年
水廻りや電気などの設備:約20〜30年
壁や床などの仕上げ材:約10〜15年

ここで言う寿命とは単純に壊れる、機能しなくなるといった物理的な寿命のことを指します。

寿命が違うということはそれぞれ別々にメンテナンスが必要ということで、メンテナンスが必要ということはお金がかかるということです。

構造の寿命にかなり幅があるのは、構造には主に鉄筋コンクリート造鉄骨造木造の3種類があり、その種類によって物理的寿命は違うからです。

人は想像通りに行動しない

どれだけ生活のシミュレーションをしても、家の中で人は想像通りの行動はしないでしょう。

使ってみると絶対に予想外のことが起きると思います。

暮らしながら、暮らしやすいように住環境を整えていくのも楽しみの一つです。

そのためにはある程度の可変性があることが重要です。

ルール上どうしてもそうなってしまうことがある

建物は建築基準法という法律に基づいて設計され、許可を受けて建てられます。

その法律によって様々な制約を受けるので設計上どうしてもそうなってしまうということが起きることがあります。

その制約をいかにうまく魅せられるかは設計士の腕の見せ所!

STEP2:理想のマイホームにほしいものを考える

まずは思いつくかぎりの理想の条件を書き出してみます。

  • 一戸建て?マンション?
  • 平家?2階建?
  • 駐車場は何台?バイクや自転車は何台置く?
  • 部屋はいくつほしい?
  • トイレの数は?
  • ベランダや庭は?
  • 収納量は?
  • 趣味の部屋は?

条件がある程度出そろったら、それを形にしてみます。紙に落書きしてもいいですし、条件を入力したら複数社から間取りや資金計画の提案を受けられるサービスもあります。

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タウンライフ家づくり

分譲マンションのチラシはよくポストに投函されていると思いますので、そういったプランを集めて理想の条件を書き加えても良いです。

STEP3:間取りを見ながら暮らしをシミュレーションする

図面上で今の生活のシミュレーションをしてみる

実際に図面を見ながら自分がその場所に立っていることを想像して、朝起きてから夜寝るまでの1日の生活をシミュレーションしてみます。

家族やパートナーと暮らすなら、自分以外の人の行動も想定してみてください。

今と5年後の暮らしはまったく違う!

今現在の生活シミュレーションをしたら、ぜひ5年後の生活も想像してみてください。

…できました?

多分、まったく違いますよね?

5年後は住む人全員が5歳年をとります。大人の5年後の生活は基本的には大きく変わることはないと思います。

でも0歳の赤ちゃんが5歳の子どもになると行動は変わるし、小学6年生の子どもが高校2年生になると家にいる時間帯はまったく変わってしまいます。

それが10年後、15年後となるともっと想像しきれないような変化が起きてしまいます。

マイホーム想像のおともに楽しい書籍

ざっくり建物や住宅のことがわかってきたところで、マイホーム想像のおともに楽しい本をご紹介します。

【住まいの解剖図鑑】

【間取りの方程式】

どちらもわかりやすいイラストが多く、読み物としても楽しめます。

まとめ

マイホームに夢みたらぜひ以下の3ステップで自分にとっての理想の暮らしを想像してみてください。

STEP1:建物や住宅について知る
STEP2:理想のマイホームの条件を考える
STEP3:間取りを見ながら暮らしをシミュレーションする

条件を入れると複数社からプランの提案を受けられます。

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