毎日お仕事お疲れさまです。
日々会社員として働くなかで、こんなことで悩んだり不満を抱いたりしていませんか?
- 会社の待遇、納得いかない!
- 社員としての権利を主張する!でもなんかしっくりこない…?
- 上司や同僚が自分のことを理解してくれない…
これらの悩みや不満はこんな方法で解決することができます。
その1:ものごとの本質を再認識し、他人や過去は変えられないことを理解する
その2:自分が目指すべき理想像を明確化する
その3:その理想像に向けて足りない部分を補うように行動・分析を繰り返していく
私が勤続10年目にして見出した会社員としての日々がうまくいかないときにやるべき3つのことです。1日の大部分を占める働く時間、ちょっとした工夫で快適に過ごせるようになってもらえたら嬉しいです。
「こんな社内ルールおかしい」
「なんでこんなに仕事してるのに評価されないんだ」
それ、いくら言ってもしょうがないことなんです。
会社、部署、チームはリーダーの色が出るし、会社とはそういう場所です。
その代わりに仕事ができなくても、業績を上げていなくても、会社の制度によりますが、基本的にはある程度の生活が保証されています。
だからと言って長いものに巻かれているのが正しいのでしょうか?率直な意見にはフタをして従順に粛々と過ごすしかないのでしょうか?
いえ、そんなこともないのです。
じゃあとにかく自己主張する!正当に与えられている権利を主張する!
それもまた違うんですよね。
表向きは自分の主張が通っているかのように見えるかもしれません。
でも本当にそうですか?
自分の主張を通すことと引き換えに、居心地が悪くなっていないでしょうか?そのやり方で評価されていますか?
ここで言う『評価』とは『一般的な評価』ではなく『社内的な評価』です。
正しいと思っているそのやり方、実は損しているのはあなただけかもしれません。
忙しい毎日を過ごしていると、ついつい目の前のことに囚われがちです。
今までこうしてきたからこれはやらなければいけない、これはやりたくないけどやらざるを得ない、勤務時間外に◯時間オフィスにいたから◯時間の残業だ…。
それ、本質的にもそうでしょうか?
本来の目的のために、その作業は本当にやらなければいけないことですか?
ものごとの本質は意識していないとついつい見失いがちです。
ちょっと工夫すれば、その残業しなくてもよかったとかないでしょうか?
「思ったようにに対応してもらえない」
「こんなに頑張っているのに評価してもらえない」
こんな気持ちになることってありますよね。
しかし、残念ながら他人を変えることはできません。
他人は変えられないから、組織の中にいて自分がトップでない限りは、社内的な立ち回り方は重要です。
上の顔色ばかり伺っていても仕方ないのですが、求められる人物像でないと組織の中では生きづらさを感じてしまうでしょう。
常識的な正しさとローカルルールの中での正しさは違うのです。
また改めて自分のふるまいを見直したときに、過去の行ないは違ったなあと思っても過ぎてしまったことは変えられません。
これからどうするかを考えていくしかないのです。
その1:ものごとの本質・他人や過去は変えられないことを理解する
まずは現状把握から。
うまくいかないなと感じる原因や理由、いろいろなことの本来あるべき姿や本質を洗い出します。またその中で他人や過去が原因となっている場合、それらは変えることができないことをちゃんと理解するところから始めます。
その2:理想像を明確にする〈求められる理想像×自分の理想像〉
目的や目指す場所がはっきりすると、どう行動するべきかが見えてきます。
一番良いのは身近に理想的な人を見つけること。とにかくその人のマネをするというとても簡単な目的と行動のセットに落とし込めるからです。
でもなかなか理想的な人に出会うことは難しいのが現実です。
だって自分が誰かの理想像になれているかと考えたら…どうでしょうか?
見つからなければ作り出すしかない!ってことで、求められる理想像と自分の中の理想像という2本立てで整理していきます。
求められる理想像はまわりを見て客観的に考えてみてください。上司はどんなことを大切にしている人か?どんな人が評価されているのか?
あの人よりも自分の方ができる!と思っても、あの人の方が評価されているのであればそれが求められる人材なのです。
それとは別に自分の理想像も具体的に考えてみてください。
どんなところに住んで、朝は何時に家を出たいか?どんな仕事(作業)をしたいか?家には何時に帰りたいか?求められる理想像と自分の中の理想像、どちらか一方ではうまくいきません。
求められる理想像だけだと気持ちがついていかないし、自分の中の理想像だけだと、ただのひとりよがりなだけになってしまいます。その2本立ての心地よい落とし所を見つける必要があります。
その3:理想像に向けて分析・行動を繰り返す
理想像が明確になればそれに向けて自己分析をしていきます。
現状できていること、できていないことを整理します。
できていることはその調子で、できていないことは一つずつクリアしていけるようなるべく細かく分解します。
できていないことは自分が苦手なことでもあると思うので、あまり大きな目標とせず小さなことから一つずつ実行していけるようにするのがカギです。
また、自分の力だけではどうしようもないこと、例えばどんな仕事(作業)をしたいかとか、どんな環境で働きたいかなどについては、誰をどんなふうに巻き込めば実現可能かを考えます。
その人を巻き込むにはどんなアプローチが効果的か?自分の考えや気持ちは置いておいて、相手のことをよく観察し相手になりきって考えてください。
分析できたらその結果をもとにひたすら実行していきます。
多分、すぐにはうまくいかないです。
大丈夫、人間簡単には変われませんから焦らず一つずつやっていきましょう。
重要なのは分析→行動を何回も繰り返すことです。繰り返すことで見えてくるものもあるし、自分の能力としても備わっていきます。
番外編:どんなことからも学びはあるということを忘れない
望んだ状況じゃなかったりする場合、つい自分の運命を悲観しがちです。
もちろん自分の力だけではどうにもならないこともあります。
でもどんなに面倒な仕事でも、どんなに嫌いな人からでも何かしら学びはあるもの。
どんなことからも学びはあることを忘れず、自分の肥やしにしてしまいましょう。
そうは言ってもどうにもこうにも今の環境が合わない…うまくいかない…そんなときは潔く部署異動や、いっそ転職を考えた方がいいかもしれません。
環境が変われば不思議と自分自身も勝手に変わっていくものだったりします。
自分の要望をすべて真っ向から通すのは難しいけれど、今この瞬間をどう過ごしたいか、やり方さえ工夫すればある程度は自分で舵を切れるものです。
自分のこころの声に耳をかたむけながら、毎日楽しく過ごせる術を見出していきたいですね。